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お薦め!

NO.9746
桑製 奥村霞城漆絵 飾り棚
ご売約

昭和初期
最大幅79.5cm・最大奥行き36.3cm・最大高さ43.2cm

奥村霞城:漆工家、新文展無鑑査、本名享。明治26年京都に生る。同44年京都市立美術工芸学校漆工科卒業後、船橋舟珉に師事、大正2年京都美工院の同人となり、昭和5年京都市立美術工芸学校教員を命ぜられ、同7年京都市主催工芸品展委員、10年京都漆芸会幹事及京都市主催大衆向工芸展審査委員に就任した。昭和11年春の帝展に「紫陽花手箱」を出品して推奨に挙げられ、次で同年文展より無鑑査となり同12年第1回文展出品の「鹿の図パネル」が絶作となつた。
漆芸の大家、奥村霞城の漆絵が描かれた、桑製の瀟洒な飾り棚です。名手の漆芸なだけに、このリアルな柘榴の絵は素晴らしいし、桑の大きな材を使った棚もいまでは手に入らない見事な仕事の飾り棚です。

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NO.9747
伝松平不昧公 御尊像
売切れ

昭和戦前
幅14cm×奥行13.8cm×高さ19cm

松平不昧: 歴代の松江藩主の中で、松江藩中興の祖とされるのが、大名茶人として名高い松平家7代藩主の松平治郷です。不昧公の名で今も多くの人に親しまれていますが、これは1806年の隠居後に剃髪して名乗った号「不昧」からきています。藩主となった当時の松江藩は財政難でした。治郷の父・宗衍は財政改革を推し進めましたが、度重なる天災、幕府から命じられた社寺改修といった出費のため成果は上がらず、1767年に数え年17歳だった治郷に後を託して隠居しました。
その大茶人の尊像です。軟陶の塑像ですが、けがもなく不昧公の表情、人となりを良くあらわした良い作品と思います。

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お薦め!

NO.9748
飴釉 アール・ヌーヴォー 花瓶
¥7,500

昭和戦前
口径13.4cm(内径10cm)・胴径17.5cm・底径12cm・高さ34cm

スマートな形のフラワー・ベースです。おそらく国焼き、瀬戸あたりの産でしょうか?厚く掛けられた飴釉が雪崩をうって、群雲のようです。そこにうの花の窯変が蒼白くあらわれ幽玄な美が見てとれます。頸かざりのような、蔦の葉の瓔珞模様が美しく、これはアール・ヌーヴォーですね。まさに珍品のジャパン・ヌーヴォーの美しい花瓶です。

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NO.9749
赤い羽根・緑の羽根・緑化運動バッジ
¥2,500|(22種類)23点

昭和30~50年代
最小:1cm×1.3cm
最大:2.6cm×1.4cm

赤い羽根をシンボルとする共同募金は、戦後、民間の社会福祉施設などに対する財政補填のために行われていた民間の募金活動を制度化したものですが、今日では各都道府県に設立された共同募金会が実施主体となって社会福祉を目的とする様々な事業活動に幅広く配分されるようになりました。
写真のバッジ・コレクションは、赤い羽根を中心に、緑の羽根、緑化運動のバッジも含め集めてみました。これらは、総て京都府の発行したものです。

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NO.9750
原水協・原水禁のバッジ
¥3,500|(16種類)18点

1959年~1979年のバッジ
最小:1.2cm×1.2cm
最大:4cm×1.6cm

原水協は原水爆禁止日本協議会の略称。原水禁は、原水爆禁止日本国民会議の略称。原水協は昭和30年(1955年)に広島で行われた原水爆禁止世界大会第一回を機に結成されますが、運動方針の違いから脱退した社会党・総評などが昭和40年(1965年)に結成した団体が原水禁です。分裂後は原水協は共産党系が中心となったと言う経緯があります。このバッジ・コレクションは、16種類、18点あり、日本に於ける原水爆禁止運動の歴史を物語る貴重なコレクションですね。バッジは金属製で、七宝焼き付けの綺麗なものが多いです。

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NO. 9751
松材 竿秤の台
ご売約

明治時代
最大幅74cm・最大奥行27.5cm・高さ28.5cm

松の厚板を使った、非常に重厚な秤の台です。竿を立てる溝が上部の両側にあるのですが、これは塞がれています。台として使っていたのでしょう。時代を経た木の味が好もしく、古陶を飾る台としては持ってこいの雰囲気がありますね。引き出しはそのままお使い頂けますし、置いておくだけでも、その存在感は抜群です。

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NO.9752
牙の饅頭根付
売切れ

明治時代
根付:直径5.8cm・厚み2.7cm
鍵:3.9cm×13.2cm×0.8cm

牙の饅頭根付です。時代を経ているので、馴れてきて、良い時代色に変わってきているのが嬉しいですね。真ん中で二つに判れるのですが、割れ牙なので、合わせ目がゆるくなっていて、蓋が出来ませんので、上手に補修をして下さい。渋いおおきな鍵はおまけです。

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NO.9753
大宰府土産 欅のお盆とミニチュア下駄
¥2,500

お盆 昭和戦前
下駄 昭和30年代
盆:直径29.5cm・高さ5.2cm
下駄(一枚):5cm×7.6cm×高さ3cm

福岡県は大宰府天満宮の参拝お土産の品々です。お盆は欅製で、経年の時代の経過が、木の味を好もしく変えています。器面には、大宰府といえば菅原道真公。その道真公ゆかりの梅の花が彫りこまれています。下駄は杉製、大宰府飛梅と「東風ふかば・・」の名歌がプリントされた可愛いミニチュア下駄です。

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NO.9754
平戸 牛の水滴
¥3,500

江戸後期
7.5cm×3.5cm×高さ3.8cm

つぶらな瞳がとっても可愛い牛の水滴です。おそらく平戸の細工物、座った姿が良いですね。鉄釉で毛並みの模様をあらわし、緑釉で手綱を描いてあるのも面白い、良い絵付けになっております。耳に痛みがあるのが残念ですが、その分お値段でご奉仕いたします。

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NO.9755
七兵衛造 京焼染付山水紋煎茶器
売切れ|4点セット

明治時代
茶碗:口径7.3cm・高さ4.2cm
急須:胴径8.1cm・最大径11cm・蓋径7.5cm・最大高さ6.1cm

京焼の瀟洒な造りの煎茶器セットです。茶碗は桶型の、すっかりと手び馴染むかたちの可愛いお茶碗です。京焼らしい、南画風の山水模様が美しいですね。急須もすっきりとした桶型で、底を削りだした三足のデザインがおしゃれなのです。身にも蓋にも山水図が描かれ、造形的にも優れた煎茶器と云えますね。

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お薦め!

NO.9756
印判手 揚羽蝶図中鉢
¥4,500

明治時代
直径25.8cm・高さ8.7cm

印判手の中鉢です。意匠が良いですね!花の中を舞う揚羽蝶が、とても可愛い文様をつくりあげています。紙型印判の太い柔らかな描線も、丸い器形とあいまって美しいですね。丸い玉縁に描かれた、可愛い花柄もこのもしい図変わり印判の楽しい中鉢です。

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NO.9757
印判手 松竹梅図大皿
¥2,500

明治時代
直径29cm・立上り高さ4cm

印判手の大皿です。扇型の窓絵にはおそらく、これは松竹梅の意匠が描かれていると思いますが、印判手ならでは省略法での図案となっています(苦笑)。また、三方には大きな牡丹の花を配し美しいデザインとなっています。下地を青海波で埋めつくすなど、明治のお皿としては、和と洋の組み合わせが面白い印判手の大皿です。

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NO.9758
伊万里染付 月に雁図中鉢
¥3,500

明治時代
直径23cm・高さ7cm

厚つくりの、非常にどっしりとした伊万里お得意の中鉢です。大きくとった窓絵には、「月に雁」のお馴染みの図柄が描かれていて、その手慣れた筆致の雁の表情も面白く、ダミの使い方も上手で、さすが伊万里のデザインセンスであると云った処ですね。半分は幾何学模様を入れて、美しい図案に仕上げてあり好感が持てます。美しい伊万里染付の中鉢です。

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お薦め!

NO.9759
伊万里染付 鶴の若松図盃洗
¥6,500

江戸後期
口径14.2cm・底径8.5cm・高さ11.2cm

すらりとした立ち姿、美しいかたちの伊万里の盃洗です。お目出度柄ですね。鶴が四羽、ひょうきんな表情も面白い。羽毛も見事に描かれ丁寧な絵付けは好感が持てます。両脇を挟む若松もデザイン的に優れた絵付けです。裏絵の波模様は典型的な天保伊万里、口縁のフリルも誇らしげな可愛い盃洗です。

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NO.9760
嵯峨御流 吊花入 半月型銅器
¥7,500

現代作
直径30cm・奥行8.7cm・重さ・鎖長さ70cm

おそらく高岡銅器製の吊花入です。銅器の花生けなので、実にどっしりとしていて、その存在感は抜群です。花鎖も優雅で華麗ですね。多少、使用感はありますが、お使いになる分には、さほど気になりません。スタンドはありませんが、スタンドを使い吊るしていただけば、その威容は見ごたえがありますよ。吊り鎖は付属しています。

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NO. 9761
鉄製 猿の自在
ご売約|5個セット

現代作
長さ14.5cm

鉄製の猿の自在鉤ですね。猿の手を交互に繋いでお使いいただきます。猿の姿が大変可愛いく、愛嬌がありますね。5本あるので、いろいろと組み合わせがきくので楽しくお使いいただけます。鉄製の花瓶などと組み合わせていただけば、重厚感も増しオブジェとしても面白いですよ。

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NO.9762
嵯峨御流 石組 五石 大覚寺 (紙箱)
¥2,500

現代作・ほぼ未使用品
最大石:11.3cm×6cm×高さ14.5cm
最小石:5.3cm×4cm×高さ7.1cm

華道で用いる、石組です。石組といっても、無垢の石ではなく、陶器で造った、石を模したもので、平鉢の花器に箱庭のように、この五石を並べ、はなを活けるようですね。決まった作法があるようですが、当方何分不調法、組み合わせなどは判りません。横に長いもの、たてに長いもの2種類の組み合わせとなっています。

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NO.9763
嵯峨御流 花留 五徳 大覚寺 (紙箱)
¥2,500

現代作・未使用品
直径7.8cm×高さ5cm・直径6.2cm×高さ4.4cm

金属製の五徳のかたちをした花留めです。金属ですが磁石には付きませんので、銅器なのか合金なのかは不明ですが、持ち重りのするお品です。花留めとして、この五徳を剣山と組み合わせ、花を固定させるようです。お品は殆ど未使用、状態の良いお品です。

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NO.9764
嵯峨御流 花留 観世水セット (紙箱)
¥2,500

現代作・ほぼ未使用品
(9.2cm×3.4cm×高さ2.8cm)×2個
(12.3cm×6.9cm×高さ2.8cm)×1個
ミニ剣山3個付き

花留めは、華道において花が動かないように支える用法や道具の総称です。生花を飾るときに花を立てて生き生きと見せることは古くからおこなわれており、様々な方法が存在します。その道具もいろいろと面白い。本品は、花器に沈め、花を差すお道具です。嵯峨御流では観世水と呼ばれるもので、剣山と組み合わせ使われます。

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NO.9765
藍染木綿古布 格子柄 4枚接ぎ
¥3,000|A
¥3,000|B

木綿
A:133.5cm(4枚接ぎ)×長さ140cm
B:130cm(4枚接ぎ)×長さ166cm

糸味のよい格子柄の藍染木綿古布。どちらも4枚接ぎです。濃く鮮やかな藍色の濃淡が美しい生地です。どちらも風合いの良い状態の良い生地です。比べるとAの方が少し生地厚ですが、どちらも柔らかくしっかりと丈夫な生地です。Aはほぼ正方形の格子柄に見えますが微妙に大きさが違います。Bのランダムな格子柄は素敵ですね。一部違うパターンの格子柄と合わせで4枚接ぎです。経年経過の色の違いはありますが、状態はよいです。A・Bともにしっかりした状態の良い木綿です。接ぎ合わせや細かな状態は詳細画像にてご確認ください。

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お薦め!

NO.9766
植木 礫堂筆  楠正成出陣の図(合箱)
ご売約

大正時代・ 絹本
本紙サイズ:51.5cm×117.3cm
掛軸サイズ:64.2cm(70cm)×192.5cm

植木礫堂;明治11年~昭和21年。 兵庫県養父市八鹿町出身、本名 植木貞之助。絵を小林礫川に学び、礫堂と号した。後に京都四条派の写実画風を学び、博山と号を改めた。青垣町瑞雲寺や八鹿町永源寺に多くの襖絵を残している。美人画や歴史画に定評あり。
尺7寸の絹本大作です。赤嚇しの甲冑にみを固めた楠正成、いまや出陣の様子を活写した図。黒鹿毛の大馬にまたがる雄姿を見事に捉えたムーブメントは素晴らしい歴史画です。

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NO.9767
宮寺 観石筆 秋景山水図
¥6,000

大正時代・絹本
本紙サイズ:40.6cm×122cm
掛軸サイズ:52cm(57.6cm)×188cm

宮寺観石:明治九年七月生まれ、上総足利の人。名は安太郎。幼いころより画を好み、また文書に巧みなり。夙に山岡米華、真下耕山などに就き南画を修める。東都屈指の大家となる。
観石山人さんの秋景図、淡彩ですが、その南画風の画風は静謐ななかに、華麗さを感じます。舟上の人物も郷愁を誘う見事な筆致ですね。

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お薦め!

NO.9768
妙心寺 神月徹宗筆 禅語一行書(紙箱)
¥12,000

昭和初期・ 紙本
本紙サイズ:34.3cm×134.8cm
掛軸サイズ:46.3cm(52cm)×194.5cm

神月徹宗:臨済宗の僧。妙心寺派十四代管長。妙心寺六百六世。兵庫県生まれ。徹宗は道号、室号は松蔭室・清竹軒・玲竹軒、姓は神月。京都久美浜の宝林寺文猷の弟子となり、のちに 宗雲寺元徹の弟子となった。円福僧堂で葆林に参じ、見性宗般の印可を受け、円福寺住職となる。のち臨済宗大学長、妙心寺派管長となる。昭和12年没59歳。
「弄花満香衣」まさに墨痕淋漓とばかりの力強い字ですね。「花を弄すれば香衣に満つ」は禅の教えで、花と戯れればその香りが衣に染みつくと言う単なる現象を表しているだけではなく、よい環境・よい友に接することで自然とよい影響を受けるものであると言う奥深さを表した言葉だそうです。軸は新しく改装してあるので、本紙は美品です。

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NO.9769
市野 弘之造 丹波 恵比徳利杯(共箱)
¥3,500

現代作
徳利:胴径8.5cm・高さ23.5cm
盃:口径5.9cm・高さ2.8cm

丹波焼の名工、市野弘之さんの造るところの海老徳利です。釉たまりや流れも見える厚く掛けられた灰釉の輝きも美しいですね。海老の図が、また良いですね。脚や髭を白釉のイッチンで勢いよく描いた図は、古作に負けてはいませんね。盃は共ではありませんが、手捻りの鉄釉盃があったので、これをお付けします。

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一押し!

NO.9770
丹波 灰釉油壺
ご売約

江戸中~後期
口径15.1cm(内径12.9cm)・胴径31cm・高さ34cm

この柔らかなフォルムは、丹波のやさしさの姿です。本品は油壺の親壺。その威容は威風堂々としていて貫禄十分の大壺です。油壺とは、菜種油、ゴマの油などを入れて置く壺です。面白いのは口縁に凹型の切れ込みを入れて柄杓が動かないようにしてあると云う、丹波独特で、そして丹波の壺の一典型ともいえる造形の壺なのです。時代を経た灰釉の渋い輝きは、無類の味わいですし、胴部に現れた美しい菜種の窯変は見事な景色を造っております。見どころ充分、貫禄十分、まさに丹波の古作の逸品ですね。


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